【剣盾S21】 古代兵器ラティハッサム 【最終2124 31位】
S21お疲れさまでした。
今回、ラティハッサムで自分の満足する結果を出せたので構築記事を公開します。
【使用構築】
【構築経緯】
打ち分けのできるのサイクル崩し性能が高いことに注目して構築を組み始めました。
を使う上で弊害となってくる・に対して引き先となれるHB、あらゆるポケモンの上から殴れるスイープ役としてスカーフを採用しこの3体を基本選出(当初の予定)としました。
で崩しにくい入りの受けサイクルに対しての回答としてHDとで崩しに行くプランをたてました。
最後の一枠としてカイオーガ軸で重くなりがちな+の並びや入りに対して切り返しが行うことができる襷を採用しました。
実際は予定した基本選出で選出することがあまりなく++が基本選出となっていました。
【個体紹介】
ラティオス@ラムのみ 臆病 ふゆう
155-x-101-182(252)-130-178(252)
カイオーガで崩しにくい構築を意識しての採用です。
マジカルフレイム・くさむすび⇒波動弾・自己再生で使っていた時期もありましたが最終的には上記の構成に落ち着きました。
終盤上記の型で使っていたため小さくなるラッキーに対して不安定でしたが、それよりもカイオーガがきつい貯水持ち相手に対しての草打点とザシアンに削りを入れるマジカルフレイムを採用したかったのでこの構成で良かったと思います。
持ち物は状態異常に耐性をつけるためにラムのみです。
ハッサム@きあいのたすき 意地っ張り テクニシャン
145‐200(252)‐120‐x-100-117(252)
対面特化ハッサム。本構築MVP
カイオーガがステロ撒きを寄せ付けないため襷が残る展開が多く襷カウンターを決めやすかった点がこの構築と非常に合っていたと思います。
カウンターは考慮されることがなく多くのウオノラゴンをカウンターで処理しました。
ダイマがないためHPを増やす利点がないと思ったため同じSライン付近のポケモンの上から行動できるようにAS特化で使いました。
結果、重めなロトムの上から行動ができたり有利に働いた展開が多く強かったです。
ハッサムを使っているほとんどがHBベースだと思うのですが個人的にはASハッサムが数倍強いと感じています。
175(84)‐183(140)‐111(4)‐103(20)‐157(252)
じしん/とんぼがえり/がんせきふうじ/ばかぢから
上から縛れるポケモン+比較的初手出しをしやすいランドロスをスカーフ枠で採用しました。
今回の構築ではとんぼ返りのサイクルをするというよりかは終盤相手をスイープする展開が多かったです。
カイオーガを再展開するためにS操作技の岩石封じを採用しましたが技の一貫を押し付けるという意味ではいわなだれの方が良かったのかもしれません。
バンギラス@たべのこし 慎重 すなおこし
207(252)‐155(4)-130-x-167(252)-81
起点役としての役割と黒バドレックス、イベルタル入りに対してサイクルすることを考え、ヒードランではなくバンギラスを採用しました。
ステルスロックを撒いて挑発で相手を回復させずに裏のラティオスを通していくのが主な役割です。
黒バドや後出しされる物理への負担を考えイカサマで使っていましたが、イベルタルに対しての打点を持ちたかったので今回はロックブラストに変更して使いました。
サンダー@ゴツゴツメット 図太い 静電気
197(252)-x-150(252)-145-110-120
ボルトチェンジ/ねっぷう/ぼうふう/羽休め
物理相手に静電気麻痺の試行回数を稼ぎつつゴツメで削りを入れていく役割です。
サイクル性能、対面での打ち合い性能が高くダイマックスがない環境でも十分強かったです。
暴風の枠は電磁波で採用することも考えましたが、カイオーガの雨のシナジーとウーラオスをワンパンできる技として外すことができませんでした。
189(108)-x-111-207(148)-160-140(236)
しおふき/かみなり/ねっとう/ぜったいれいど
雨下の高火力と熱湯火傷の3割、雷麻痺の3割、絶対零度の2割の上振れ要素を押し付ける動きが無茶苦茶すぎて強かったです。
こだわり読みの行動をされることが多く打ち分けできることにより水+地面のサイクルに強く出れる点が優秀でした。
絶対零度の枠は、貯水持ちは崩しの速度が遅いため試行回数を稼げる絶対零度で使いましたが、ドラゴンタイプに対しての安定打点として冷凍ビームとの選択になります。
水技の火力でゴリ押せる展開が多かったため上振れ期待の絶対零度にしました。
Sは最速ウオノラゴン抜きまで振りました。
【選出について】
・対面選出++()
カイオーガの対面性能で相手を削りハッサムの圏内に入れることを意識します。
カイオーガが残っているならサンダーの静電気麻痺を狙いつつカイオーガが再度上から圧をかけていきます。
クッションのためサンダーを選出しがちでしたがランドロスを選出し対面的に展開することも多かったです。
・サイクル選出++()
サンダー入りのようなハッサムを活かしにくい構築にたいしてはサイクル選出で対応します。
基本的には択が多く発生するためできるだけサイクル選出はしたくなかったです。
・積み展開(・)
受け構築や壁ゼルネに対しての選出。
バンギラスとサンダーでサイクルを回してラティで詰める動きや
バンギラスがステロ撒いてカイオーガ・ハッサムで詰める動きをとります。
ゼルネアス対面、ジオコンを詰まれていても襷のおかげで剣舞が安定択になっているのが使っていて安心感がありました。
【結果】
TN ふぉい 2124 31位
【最後に】
7世代振りにラティハッサムを使って最高レートまで更新もできて非常に満足したシーズンでした。
ダイナハッサムを使っている人が多いですがラティハッサムもまだまだやれるということを証明できたのはとてもよかったです。
【QR】